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【PYP】自分だけの野菜の観察日記 

2026.05.29 2年生
支柱を立てている児童1
支柱を立てている児童1

先週から、新しく
ユニット2:学校の周りを知ることは街の特徴を知ることにつながる
の学習がスタートしました。
実は
ユニット1:私たちは自然のめぐみの中で生きている
からはじまった野菜作りの活動も現在進行形で同時進行しています。
 

苗を植えてから、早いもので2週間が経ちました。
毎日、水やりをし、その愛情に応えるように、野菜たちはぐんぐんと大きく成長しています。
先日の授業では、算数で習ったばかりの定規での計り方の知識を使い、
「何センチになったかな?」
と測ったり、
「はっぱの形が、それぞれで違うね」
などと苗や葉っぱの形をじっくり見たりしながら、
観察シートに記録しました。
教科の枠を超えた取り組あみの一つとなりました。

今回の観察のポイントは、
IBの探究、とりわけPYPの鍵となる概念の中から
「特徴(Form)」と「変化(Change)」のメガネを通して見ました。
 

じっくり観察を進める中で、子どもたちの間でこんな素敵な会話が生まれました。
「もうこんなに大きいから折れたり、風で倒れちゃいそう。支柱を立ててあげた方がいいのかな?」
 ※大きくなったことに気が付いている➡「変化(Change)」
「土や栄養を増やしてあげたら、もっと元気になるかも!」
 ※未来に対する予想➡「変化(Change)」のひとつ
「ツルが周りに巻きつかないように、ネットを張って守ってあげたいな」
 ※ツル=巻きつく➡「特徴(Form)」
このように児童から「もっと良く育てるにはどうしたらいいか」を
「変化」と「特徴」という切り口を基に、自然と考え始めたのです。

 

そこで今日の生活科の授業では、
子どもたちの「支柱を立てたい!」という意見を採用し、
みんなで協力して支柱を立てる活動を行いました。
この意見は、昨年「アサガオ」育てた経験からきているものだと思います。
きちんと学びを転移しているように思いました。


「どうやって育てればよりよく育つだろう?」と考え、
実際に観察し、必要なことを見つけて行動(アクション)する。
※今日の授業だと、「支柱を~」と提案することが、子供たちのアクションのひとつ。

子どもたちは「探究のサイクル」を自分たちの力でまわしているように見受けられます。
先生に言われたからやるのではなく、
自分たちで育てているという実感が、
子どもたちの表情からも溢れています。

日々の観察を通して、子どもたちは単に「野菜を育てる人」ではなく、
野菜に寄り添う「当事者」へと成長していきます。
見ていて、野菜と同時に子どもたちの大事な部分が成長している感じを受けます。
その成長は、セントラルアイディアの深い理解を促している気がします。
ほんとうに頼もしい子どもたちです。

これから梅雨の時期を迎えますが、
子どもたちの知恵と愛情で、
野菜たちがどんな実をつけていくのか、
わくわくしています。
 

苗の長さを測る児童1
苗の長さを測る児童1
苗の長さを測る児童2
苗の長さを測る児童2
支柱を立てている児童2
支柱を立てている児童2
観察シート
観察シート