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教育方針

教育方針 EDUCATIONAL POLICY

朝日塾小学校の教育目標

次世代リーダーの品格を育む

朝日学園では「個性を伸ばすハイレベルの教育」を建学の精神に、幼小中高が連携して、次世代を担うリーダーたる人間の育成を目指しています。
朝日塾小学校は、他者を思いやるやさしい心と、自ら考え自ら進んで学ぶ力を持ち、健やかな身体としなやかな精神を兼ね備えた子どもを育てることを教育目標に掲げ、人としての品格を高める教育と、確かな学力をつける指導に力を注いでいます。

利他
品格教育
本校の教育目標の一つである「やさしさ(利他)」は、他者の尊厳や人格を尊び、協調・協働する豊かな心と気品を備えた子どもを育てることを意味します。よい子になるための、よい言葉遣い、よい行動、よい人間関係の存り様の指導を丁寧に行っています。
英智
学力形成
全教科を通して言語能力の基礎を培い、自分の考えを言葉で表現する力や、互いの考えを尊重して言葉で伝え合う能力を育てます。教員は授業力向上のため、授業法の研究や授業自己評価を通して、自分の授業を振り返り、資質の向上と専門性の確立に努めます。
剛健
身体育成
教育目標の「たくましさ(剛健)」が目指すのは、何事に対しても、たくましく向かっていける健康な体と、ねばり強く、しなやかな精神を持った子どもを育てることです。緑に囲まれた広い運動場や体育館での体育の授業だけでなく、食育にも力を入れています。

01 品格教育

志教育
志教育

具体的に夢を持ち、目標を定め、志を立てることを指導する授業を行います。

礼法指導
礼法指導

あいさつのできる子どもを育てる指導や、しつけ・マナーを重視した指導をきめ細かく行います。

読書推進
読書推進

言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かにする読書活動と図書館の活用を推進します。

02 学力形成

思考力・判断力・表現力
思考力・判断力・表現力

主体的に課題を見つけ、仲間と協力して探究していくことで、思考力・判断力・表現力を身につけ、自分の考えをしっかりと持つことができます。

個に応じた学習指導
個に応じた学習指導

6時間目終了後、全学年で個に応じた指導の時間「塾小プラス」を設け、学習支援アプリ等を活用してその日の復習を行い、個別最適な学びを実現します。

目標に向かって努力する力
目標に向かって努力する力

一人一人が目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながら根気強く努力する力を養うため、道徳教育の充実を図り、異学年や本学園内の交流も推進しています。

03 身体育成

体力向上
体力向上

体育の授業や運動会等の体育行事のほか、業間休み・昼休みを利用した運動や外遊びに親しめる工夫をし、健康教育の充実に努めています。

食育
食育

食の安全にこだわり、栄養バランスの取れた給食の献立には、郷土料理や国内外の伝統食も取り入れ、食に関心を持って楽しく食べる工夫をしています。

特色のある教育

未来のグローバルリーダーを養成

高度に発展していく情報化社会において不可欠な情報活用能力や、グローバル化する現代を生き抜くための国際感覚。これらを身につけるための教育に加え、自分の考えをきちんと伝えるプレゼンテーション能力を本校独自の「探究科」で養い、未来のグローバルリーダーを育てます。

情報教育とICTの活用

情報教育とICTの活用

1年生から一人1台のiPadを持たせ、ICT(情報通信技術)の活用を積極的に進めています。全教室にプロジェクターを設置し、Skypeを使って授業やiPadを使用する学習などを通じて情報活用能力を伸ばす情報教育の充実を図ります。また、プログラミング教育を授業に取り入れ、ICTを用いてプログラミング的思考を養っています。

国際感覚と表現力を育成

国際感覚と表現力を育成

1年生からネイティブの講師による英語の授業を行います。言語としての英語を学ぶだけでなく、国際社会を生きるうえで必要となる英語のコミュニケーション能力を育てます。また、国際感覚と表現力を養うため、海外の小学生とオンラインで交流するなど、国際交流の機会を設け、英語で自分を表現することの大切さと楽しさを教えています。

新学習指導要領を超える英語教育

新学習指導要領を超える英語教育

1年生から週2時間のネイティブ講師による授業で、楽しみながら4技能5領域の英語力を身につけます。3年生からは文法の学習もスタートし、4年生以上が全員受検する英検に向けた対策も行います。英語のルールを理解し、英語を使う練習をすることで生活に役立つ英語運用能力を育み、塾小プラスの時間では、個に応じた英語学習をフォローします。週1日のHappy English Dayには校内のあいさつや号令なども英語で行い、英語でのビデオ放送を楽しむなど、世界に視野を広げるチャンスを増やしています。英語が得意な児童を中心に、さまざまな英語活動に取り組むEnglish Clubや、5年生が参加するオーストラリアの語学研修プログラムなど、授業以外の場面でも英語に触れる機会を大切にしています。

習熟度別学習

習熟度別学習

4年生は国語と算数、5年生は理科を加えた3教科で習熟度別のクラスを選択でき、基礎・基本を学ぶ「ベーシック」と応用・発展問題に取り組む「アドバンス」に分かれて少人数グループで授業を行います。毎週テストを実施し、それぞれのグループに合った内容で授業を進めています。スピードよりも、子どもたちがじっくりと内容を理解して問題に取り組めるよう担当教諭が工夫をし、学習面だけでなく、精神的な面でも一人一人をケアしながら、子どものやる気を引き出していきます。

カリキュラム

確かな学力をつけ、きめ細かな指導で希望の進路へ

全教科において、言語能力の基礎を培い、自分の考えを言葉で表現する力や互いの考えを尊重して言葉で伝え合う能力を育てます。また、何事にも疑問を持つ習慣を身につけ、疑問に思ったことについて仲間と考え、仮説を立てて観察したり、実験したりすることで探究し、学んだことと生活のつながりに気づくことで、意欲を持って学習に取り組む姿勢を育みます。そして、本校独自のカリキュラムにより確かな学力を育成し、子どもたちを希望の進路へ導きます。

1~3 年生
基礎学力の徹底

低学年の学習は、良い生活習慣・学習習慣を身につけることから始まります。この時期は、学ぶ楽しさや自分に自信を持つことを大切にしながら、友達と遊ぶ、文化的な体験をする、自然と親しむなど、総合力を高めていきます。

読む力
聞く力
書く力
話す力
探究力
計算力
考える力

4 年生
高い学力を目指して

教科書以外に副教材のテキストも使用し、発展問題への挑戦、補充的な学習などで学習指導の強化を図ります。自ら課題を見つけ、仲間と協働し、探究していく力を養うため、ICTを活用し、調べ、考える学習にも取り組みます。国語と算数で少人数グループで行う習熟度別学習が始まります。

高い学力を目指して

5・6 年生
中学受験に向けて

国語・算数・理科で習熟度別学習を実施します。探究力をさらに伸ばし、相手の考えも尊重しながら、きちんと自分の考えを持てるようサポートします。教員は確認テストや全国学力テストなどで学力を把握し、中学受験を視野に入れた進路指導を行います。毎日30分の塾小プラスの時間でも一人一人に合わせたフォローを行い、しっかりと力をつけていきます。

中学受験に向けて

授業時間
(授業時数)

公立小学校と比べて
6年間で1,112時間も多い、
6,897時間を確保

〈 6年間の総授業時間数 〉
(2024年度のデータより)
国語 340 315 245 245 175 175
算数 170 210 210 175 175 175
理科 108.5 123 140 140
社会 88 109 102 105
家庭 60 55
英語 68 70 70 70 70 70
音楽 68 70 60 60 50 50
図画工作 68 70 60 60 50 50
体育 102 105 105 105 90 90
生活 102 105
特別活動 34 35 35 35 35 35
探究 68 70 70 70 70 70
道徳 34 35 35 35 35 35
1054 1085 1087 1087 1052 1050
学習指導要領 850 910 980 1015 1015 1015
差し引き +204 +175 +107 +72 +37 +35

全学年で教科担任制

専科教員の授業でより深い学びを実現

2022年度より小学校高学年で教科担任制が導入されましたが、本校では、以前より全学年で教科担任制による授業を行っています。国語、算数、理科、英語、音楽、図工、家庭科を専科教員が担当することで、専門性の高い授業を行うことができ、子どもたちはより深い学びを得られます。担任教諭は、副担任と協力しながら授業内容のさらなる充実に努めるなど、クラス運営に集中することができ、児童への細やかな指導、中学受験に向けたハイレベルな指導にもつながっています。

全学年で教科担任制
教職員数
(2024年度)
学園長 1
校長 1
教頭 1
教諭 27
専科教諭(音・体・英) 4
専科講師(家) 1
外国人英語教諭 2
スクールカウンセラー 1
図書館司書 1
養護教諭 1
事務職員・技能職員 5+7
アフタースクールスタッフ 4
56

教科の紹介

各教科が目指す学びについてご紹介します。

国語
国語
場面に応じて言葉を選び、
使おうとする態度を育てる。
丁寧に字を書く習慣を身につける。

日常生活に必要な国語の知識や技能を身につけ、言語文化への理解を深めます。低学年では、順序立てて考え、感じたり想像したりしたことを伝え合うことができるよう教えていきます。中学年では、伝え合うだけでなく、自分の思いや考えをまとめる力を育てます。高学年では、話す・聞く・書く・読む力を養い、伝え合う力を高め、自分の思いや考えをさらに広げることができるよう指導しています。言葉を通じて積極的に人と関わり、進んで読書をし、言葉をより良く使おうとする態度を育みます。

算数
算数
数学的な見方・考え方を働かせ、
数学的活動を通して、
数学的に考える資質・能力を育成する。

数量や図形などについての基礎的・基本的な概念や性質などを理解するとともに、日常の事象を数理的に処理する技能を身につけます。日常の事象を数理的に捉え、筋道を立てて考察する力、基礎的・基本的な数量や図形の性質などを見いだし、統合的・発展的に考察する力、数学的な表現を用いて事象を簡潔・明瞭・的確に表したり、目的に応じて柔軟に表したりする力を育てます。数学的活動の楽しさや数学の良さに気づき、算数で学んだことを生活や学習に活用しようとする態度を養います。

理科
理科
自然に親しみ、観察や実験を通して、
自然事象の問題を科学的に解決するため、
必要な資質・能力を育む。

自然の事物・現象についての理解を図り、観察、実験などに関する基本的な技能を習得します。観察、実験などを積極的に行い、問題解決能力を養います。自然を愛する心情や主体的に問題を解決しようとする積極性を育みます。6年生では、生物の体のつくりと働き、生物と環境との関わり、土地のつくりと変化、月の見え方と太陽の位置関係を推論しながら調べ、生命を尊重する心を育てます。

社会
社会
社会生活についての理解を図り、
日本の国土と歴史への理解と愛情を育てる。
公民的資質の基礎を養う。

身近な地域の地理的環境、地域の産業と消費生活の様子とその移り変わりについて、人々の生活との関連を踏まえて理解することから始めます。社会的事象の意味について考える力、必要な情報を調べてまとめ、調べたことや考えたことを表現する力を育てます。環境の保全や自然災害防止の重要性、日本の産業の発展や社会の情報化の進展にも関心を持ち、6年生では、日常生活における政治の働きと日本の政治の考え方、国際社会での日本の役割を理解できるよう指導していきます。

英語
英語
ネイティブ講師と日本人教諭の
Effective Team Teachingにより
英語のコミュニケーション能力を養う。

1年生から6年生まで週2時間の授業があり、ネイティブ講師とバイリンガル日本人教諭のチームティーチングで行います。授業は9割が英語で行われ、「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランスよく学ぶことで、英語のコミュニケーション能力を養います。低学年からReading, Writingの基礎を学び、中学年では、コミュニケーションの中での英文法の導入、高学年では、今まで習得してきた技能を利用したプレゼンテーション能力と英検などの受験対策もできる授業内容を目指しています。

ICT
ICT
教科の枠を超えたICTの活用が
子どもの意欲や集中力を高め、
学びの世界を広げる。

ICT教育を積極的に進める本校では、1年生から一人1台のiPadを持ち、教科の枠を超えて、さまざまな授業で活用しています。パソコンやiPadなどのICT機器に早いうちから親しみ、基本的な操作方法を覚えられるだけでなく、授業で理解できなかったことをインターネットで調べる経験を通して、自分で調べる習慣が身につき、情報処理能力が向上します。プログラミング教育もスタートし、教員はICTの活用方法を工夫しながら、子どもの意欲や集中力を高めて、学びの世界を広げられるよう努めています。

音楽
音楽
表現・鑑賞活動を通して、
生活や社会の中の音や音楽と
豊かに関わる資質・能力を育てる。

音楽を楽しみ、音楽で表現するために必要な音楽の技能を身につけます。音楽表現を考え、表現に対する思いや意図を持ち、音楽を味わって聴ける力を育成します。主体的に音楽に関わり、音楽経験を生かして、生活を明るく潤いあるものにしようとする心を育てます。音楽発表会や6年生を送る会など、たくさんの人の前で合唱曲や合奏曲を披露し、音楽で表現する楽しさを体験します。

体育
体育
心と体を一体として捉え、
生涯にわたって心身の健康を保持増進し、
豊かなスポーツライフを実現する力を育む。

低学年は、運動遊びから始め、基本的な動きを身につけます。遊び方を工夫し、それを他者に伝える力を養い、きまりを守って誰とでも仲よく運動することを学びます。中学年では、運動の楽しさだけでなく、健康で安全な生活や体の発育・発達について理解し、自己の運動や身近な生活における健康課題を見つけ、解決方法を考える力を育てます。高学年では、心の健康、けがの防止、病気の予防についても考え、課題の発見と解決を目指した活動に取り組みます。

図画工作
図画
工作
作品づくりや鑑賞活動を通して、
豊かな情操を養う。

低学年から作品づくりや鑑賞活動を意欲的に進め、創造的に表現したり鑑賞したりする態度を育て、つくりだす喜びを味わえるよう指導します。材料などの特徴をとらえ、想像力を働かせて発想し、主題の表し方を構想するとともに、さまざまな表し方を工夫し、造形的な能力を高めます。親しみのある作品などから、良さや美しさを感じ取り、それらを大切にする心も育てます。

家庭科
家庭科
日常生活に必要な知識と技能を身につけ、
家族の人格を尊び、家族の一員として
生活をより良くしようとするたくましさを育てる。

5年生では、針と糸を使って縫い方を習ったり、ミシン縫いにチャレンジしてエプロンを制作したり、調理の手順と調理器具の使い方を知ったり、五大栄養素の働きなども学びます。
6年生では、栄養バランスが良く、短時間で調理できる朝食づくりに挑戦したり、ナップサックを作ったりという実習のほか、「持続可能な暮らしへ」をテーマに、買い物など、モノやお金の使い方を考えます。また、家族のためにできること、家族との気持ちのつながりについても話します。

探究科
探究科
探究的な見方・考え方で
教科横断的な学習を行い、
思考力・判断力・表現力を育てる。

思考力・判断力・表現力を養うために、低学年のうちから「なぜ?」を考える習慣を身につけます。そして自分たちで課題を見つけ、仲間と協力して解決していくことで、問題解決能力を育みます。また、中・高学年では社会の抱える課題についても自分なりの考えや解決策を持ち、発信していくことで探究力をしっかりと身につけ、これからの時代に必要な新たな価値を創造できる力を養います。

中学受験対策

中学受験対策

希望する進路の実現を
全力でサポート

朝日塾小学校の6年生の多くが中学受験を経験します。中学受験を前提に入学してくる児童もたくさんいます。教職員はその一人ひとりを応援します。進みたい道を自由に選べる力をつけ、本人が学びたい中学校に進学できるよう全力でサポートします。

習熟度別学習
4年生は国語と算数、5年生は理科を加えた3教科で習熟度別のクラスを選択でき、基礎・基本を学ぶ「ベーシック」と応用・発展問題に取り組む「アドバンス」に分かれて少人数グループで授業を行います。毎週テストを実施し、それぞれのグループに合った内容で授業を進めています。
塾小プラス
2024年4月から、6時間目終了後に「塾小プラス」と呼ばれるモジュール学習の時間を設け、その日一日に学習した内容の振り返りを行います。学習支援アプリを活用し、国語、算数、英語を中心に、一人一人の学習状況に応じて、学び直しをしたり、発展的な問題に取り組んだりします。担任と副担任が協力して子どもたち一人一人の学習をフォローし、「個別最適な学び」を充実させることで基礎学力の定着をサポートしていきます。
進路指導
進路志望調査の後、県内外の中学校の先生を招いて、進学説明会を開きます。学年懇談会では入学試験の手続きについて説明し、秋には、進路指導を中心とした内容の個人懇談を実施しています。時間も長めに設定し、経験豊かな複数名の教員で対応します。
中学受験対策