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福井県郷土料理

2025.01.28 PTA
福井県郷土料理

本日の献立

・ソースヒレカツ丼 ・大根のなます
・お団子      ・牛乳

今日の給食は、福井県の郷土料理でした。
福井県は、海や山に囲まれた自然豊かな環境で、東尋坊(とうじんぼう)や三方五湖(みかたごこ)など景色がきれいなことで有名です。若狭湾(わかさわん)は、わが国における典型的なリアス海岸です。また、日本で発掘された恐竜の化石のうち約8割が福井県で発見されているため、「恐竜王国」とも呼ばれています。


福井県のご当地グルメである“ソースカツ丼”は、薄くスライスした豚肉をきめ細かいパン粉にまぶしてラードでカラッと揚げ、熱々のうちにウスターソースをベースに各種の香辛料を加えた秘伝のタレに絡めて熱いご飯にのせた料理です。豚肉が薄くスライスされているため、箸でも切れるほど柔らかくソースがよくしみ込んでいます。給食ではご飯の上にキャベツをのせ、ウスターソース・中濃ソース・玉ねぎ・ケチャップ・しょう油で作られたソースがスープジャーに用意されていましたね。温かいソースがカツに絡んで、ご飯がもりもり進んだのではないでしょうか。
副菜は“大根のなます”でした。“長寿なます”と呼ばれており、名前の通り食べると長生きするとされています。使われる食材から考えても、とても健康的な郷土料理。お正月や冬の祝い事の際には欠かせない料理の一つです。敦賀市(つるがし)の五幡(いはた)・拳野(こぶしの)地区では「こっぱなます」とも呼ばれています。木を斧で切る時にでる木くずのことを「こっぱ」と呼び、食材を切った形が「こっぱ」に似ていることから「こっぱなます」という名前がつけられたそうです。

福井県には「とびつき団子」という伝統菓子があります。歯切れのよいお餅のまわりに“ササゲ”という小豆に似た豆をまぶした料理ですが、給食では、白玉だんごに小豆をかけたデザートになっていましたね。

(今月の献立表と給食一口メモは、学校のホームページ『学校生活~給食について』をご覧ください。)

1月も終わりに近づいています。皆さんは「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」という言葉を聞いたことがありますか。これは『一月往ぬる二月逃げる三月去る』の慣用句からきています。年が明け、お正月から三月までは行事が多くあっという間に過ぎてしまうということを表現しています。一日一日を大切に、3学期も笑顔いっぱい頑張りましょう。

福井県郷土料理