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2年 礼法指導

2015.10.03 2年生
2年 礼法指導
10月2日、裏千家茶道師範の西崎久乃先生をお招きし、礼法指導が行われました。

西崎先生がいらっしゃって、まずはお辞儀の仕方を教えていただきました。心の中で「おねがいします」と言いながらお辞儀をすると教えていただきました。心の中で「おねがいします」をいうことで、お辞儀がしっかりとできるだけでなく、ほんとうに相手のことを大切に思う気持ちが生まれます。

お辞儀のお話の後はお作法の指導でした。子供たちはそれぞれ、「お茶をたてる」「茶菓子を作る」「お茶をいただく」グループに分かれて、順番に体験していきました。

「お茶をたてる」グループは、茶筅(ちゃせん)を使ってお茶をたて、そのお茶をお客様(お友達)に差しあげます。初めてお茶を経験する子も多く、なかなか泡がたたず、四苦八苦する姿も見られました。それでも、泡が立ち、最後に「の」の字を書いて茶筅をあげると、泡が茶碗の真ん中に集まり、みんなのうれしそうな表情が浮かびました。

「茶菓子を作る」グループは、あらかじめ用意していただいていたお菓子の、真ん中にくぼみを作り、その部分に緑の葉と黄色の花の飾りをつけます。ことばで書くと簡単そうですが、葉と花の飾りの位置で茶菓子の印象が大きく変わります。真剣な表情で作りました。

そして、「お茶をいただく」グループは、他のグループが運んでくれたお茶と茶菓子をいただきました。しっかりと正座をし、最初に習ったように心を込めてお辞儀をして、お茶と茶菓子をいただきます。

中には初めて抹茶を口にする子もおり、苦くて飲めない子もいましたが、落ち着いた心でお茶をいただくことができました。

そして、最後には始まりと同じように、今回ご指導いただいた西崎先生にていねいにお礼をして終わりました。

朝日塾小学校は、「やさしい子、かしこい子、たくましい子」を目指しています。今回の礼法指導を通して、「やさしい心」を育んでくれたことと思います。
2年 礼法指導
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