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石川県郷土料理

2025.11.20 PTA
石川県郷土料理

2025.11.20

[PTA]石川県郷土料理

 

本日の献立

 

・白飯  ・めった汁  ・治部煮

・なすのオランダ煮  ・わらびもち  ・牛乳

 

今日の給食は、石川県郷土料理でした。石川県は中部地方(北陸地方)の中央部に位置し、北側には日本海に突出する能登半島があります。2024年1月1日に発生した能登半島地震は記憶に新しい出来事です。
石川県の特徴としては、加賀百万石の歴史、兼六園、輪島塗、金箔、加賀友禅などが挙げられます。


今日の給食には3つの郷土料理が提供されました。

1つ目は、「めった汁」。そのユニークな名前は「やたらめったら具を入れる」という由来からきており、「めった」とは「たくさん」という意味だそうです。

2つ目は、治部煮。給食では、鴨肉に代わって鶏肉が使われていました。みなさんは、石川県の治部煮と九州の筑前煮の違いを知っていますか。筑前煮は、煮汁がほとんどなくなるまで煮詰めるのに対し、治部煮は煮汁を残しておき、仕上げにとろみをつけて汁ごと盛り付けるのが特徴です。お家でも両方の調理法を試してみるとより分かるかもしれないですね。  

そして、3つ目の郷土料理は「オランダ煮」。江戸時代に長崎の出島を通してオランダとの貿易が行われていたことから、「西洋風の」という意味をこめて名付けられたそうです。オランダ煮は、家庭でも簡単に作ることができます。揚げ焼きにしたなすを甘辛い煮汁で煮込めば、なすの旨味とほろ苦さ、唐辛子の香りが絶妙に合わさった一品になります。お好みでお酢を加えるとさっぱりした味わいにアレンジすることもできます。


ご家庭でも手軽に石川県の郷土料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

(今月の献立表と給食一口メモは、学校のホームページ『 学校生活 ~給食について~ 』をご覧ください。)

 

もうすぐ冬がやって来ますね。大根や白菜などの冬野菜が甘くて美味しく感じられるのは、寒さで凍ることがないよう、細胞に糖を蓄えるからなのだそうです。
煮物や鍋など、体が芯から温まる料理を食べて、寒い冬も元気に乗り切りましょう。