６月１１日（水）岡山ヤクルト販売株式会社より管理栄養士の先生をお招きし、全校児童へ健康教室を開催しました。

「げんきなおなかで　いいうんち！」というテーマのもと、低学年と高学年に分かれ、それぞれに分かりやすい内容でご講演いただきました。学校生活では「恥ずかしい」「においが気になる」などの理由で排便を我慢してしまう生徒が少なくありません。子どもたちが自分の体のサインに正直になり、自然にトイレに行けることは、健やかな成長のためにとても大切です。

授業は、腸内環境を整えるために必要な善玉菌や生活習慣についてクイズやイラストを用いた工夫ある内容で展開され、子どもたちは楽しみながら意欲的に参加し、明るく活気のある雰囲気の中で進められていました。

子どもたちからの質問コーナーでは「乳酸菌には役割の違いがありますか。」「便が出なくなると身体にどのような影響がありますか。」「悪い菌でも身体にとって必要ですか。」など、関心の高さがうかがえる質問が多く寄せられました。

また、子どもたちには、授業の前後で排便に対する捉え方や気持ちにどのような変化があったかを振り返るワークシートを記入してもらいました。どの学年の子どもたちも真剣なまなざしで授業に耳を傾け、一生懸命学ぶ姿勢や、記入されたワークシートからもうかがえる学びの深さに、講師の先生も大変感心されていました。パンフレットも配布されましたので、ご家庭でもぜひ本日の学びをアウトプットする機会を設けてみてはいかがでしょうか。

子どもたち一人ひとりが安心してトイレに行ける環境づくりに参加することで、心も体も健康に過ごせる学校生活が実現します。今回学んだ内容を、日々の生活やこれから迎える受験に向けての体調管理に少しでも役立ててもらえたらと思っております。

この度は、朝日塾小学校の児童のためにご尽力いただきましたヤクルト販売株式会社様をはじめ、開催にご協力いただきました関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。