7月4日(木)朝日塾小学校・オレンジホールにて、国際バカロレアMYP・DP認定校である朝日塾中等教育学校の杉本校長先生による「IB授業体験会」が開催されました。
朝日塾幼稚園と当校は「PYP候補校」として国際バカロレア（IB）教育の導入を進めています。今回の開催の目的は、その「IB教育とはどのようなものか」を実際の授業を体験して理解を深めることにありました。
初の試みでしたので、まず今回は、幼稚園・小学校PTA役員の保護者の皆さまにご参加いただきました。

授業では、TOK（Theory　of knowledge）をテーマとし４人１組のグループに分かれ、テーマに沿ってディスカッションを行いました。
TOKとは国際バカロレア・ディプロマプログラムの１つであり、理論的思考力や狭い見解にとらわれない批判的精神、コミュニケーション能力を養うための授業です。
「正解のない問題」に対して“考える”ということの難しさと、グループごとでそれぞれの意見を一つの紙にまとめるという作業は大人でも難しいと感じました。
中等の学生たちは、ディスカッションを通して考えを自由に出し合い、お互いの意見を認め合うことや知識を紐づけながら、日々自分の意見を言葉にして伝える力を養っているという説明がありました。今後の社会で求められている能力を、学校の教育プログラムで自然に身につけることができ、知識のみならず子どもたちの将来に大いに役立つ“社会で生き抜く力”まで備わる素晴らしい授業だと感じました。
大学進学でも実際に活用されている、「IBディプロマ」の資格が取得できるカリキュラムについても、スライドを使用しとても分かりやすく説明していただきました。
7月13日(土)に開催予定の「朝日塾中等教育学校・第１回オープンスクール」では、さらに詳しい説明をしていただけるそうです。ぜひ、ご参加ください。
 
お忙しい中ご参加いただきました保護者の皆さま、誠にありがとうございました。
御協力をいただきました朝日塾中等教育学校の先生方、朝日塾中等教育学校PTAの方々に、心より感謝申し上げます。
なお、皆さまには後日動画配信にて今回の様子をご覧いただけます。その際にはお知らせいたしますので、楽しみにお待ちください。