2月20日(火)、今年度も講師に津山工業高等専門学校 准教授の廣木一亮先生をお招きして「千変万化 魅惑の酸化還元」と題し、わくわく化学ショーを開催しました。先生の化学ショーは今回で12回目になります。

酸化・還元とは何か、実験を通して、また、身のまわりに起きている化学反応をヒントにしながら、子ども達にわかりやすく解説をしてくださいました。
「メタノールの燃焼」では、様々な金属を用いて炎色反応を見せてくださいました。金属毎に異なるとてもきれいな炎の色の変化に、子ども達は目を奪われていました。
「鉄は燃える？燃えない？」では、鉄を酸素の中で燃やした実験のあと、ブランコの赤さびや鉄のフライパンが黒い理由(黒さび)を例に、鉄の酸化(さび)について学びました。
「ドライアイスでマグネシウムを燃やす」では、ドライアイスの中でも燃え続けるマグネシウムの美しい光り輝く様子を見て、子ども達は心を奪われていました。
小さな爆発実験も行って下さり、子ども達は大喜び。

テーマ毎に、先生から子ども達に問いかけがあり、たくさんのお友達が積極的に手を挙げてくれました。難しい問題にも懸命に知恵をふり絞って答えようとする姿や、重要なキーワードが答えとして上がってくることに、「さすが朝日塾生！」とお褒めいただきました。
実験中は、何度も大きな歓声が沸き上がり、子ども達は目を輝かせて楽しんでいました。実験に引き込まれて楽しそうにしている児童の皆さんの素直な反応に、廣木先生は「私は子ども達の姿に元気をもらって帰るんですよ」と、今年もとても嬉しそうにお話くださいました。ライブでこの内容の迫力ある実験は、なかなか見ることができないと思います。化学の楽しさや魅力、迫力を、生で感じられるとても貴重な体験学習ができたのではないかと思います。

朝日塾生のためにご尽力くださった廣木先生をはじめ関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
来年も開催予定です。楽しみに待っていてくださいね。