毎年一度行われています学校保健委員会が、今年度も3月4日（木）、会議室にて開催されました。
この学校保健委員会には学校医、学校歯科医の先生方と、校長先生や養護教諭の先生方6名、そしてＰＴＡ役員が参加いたしました。
養護の先生から、本校児童の健康実態と保健活動について報告があり、9月に本校教室で実施した『教室の空気、換気の測定』では、教室内の空気、換気が行われており問題はないという結果を薬剤師の先生からいただいたとの報告もなされました。続いて体育の先生から、休校中のオンラインでの取り組みやコロナ禍における授業の工夫ついてご報告がありました。（例年行っている体力テストについては、新型コロナウイルスの影響で今年度の実施はありませんでした。）
 
歯科医の先生には、塾小生はむし歯の罹患率が低く、全国値と比較しても大幅に下回っていること、歯科検診後の受診対応の早いこと等を評価いただき、一方で食生活に影響する歯列咬合に関するご助言をいただきました。
また内科の先生からは、今年度のインフルエンザの罹患患者の報告がなかった点について、手洗い・換気の実施がインフルエンザの予防の一因になっているのではないかとのご意見をいただきました。
さらに、今年度本校において視力低下が増加傾向にある点について、ＰＣやスマートフォンに触れる機会がその一因になっている可能性に触れ、学校と家庭において子供が端末とうまく付き合う方法を模索する必要性についても意見交換がなされました。
 
児童の健康について、医療側、学校側、保護者側からも意見出来る、とても貴重な機会となりました。