1.世界が注目する子育ての新常識

「子どもの未来のために」
今、本当に大切なことって?

テストの点数では測れない
「生きる力」が未来を拓く

AIが当たり前になる、
20年後の予測できない未来。
そんな時代をわが子が
幸せに生き抜くために、
本当に必要な力とは何でしょうか?

「子どもの未来のために」今、本当に大切なことって?

最新の科学が出した答え。
それは、数値化できない
「心の力」でした。

それは、テストの点数では測れない「生きる力(非認知能力)」だと、最新の科学は答えています。
それらは、困難に立ち向かう「やり抜く力」や、仲間と協力する「社会性」などの心の力。
こうした力こそが、将来の成功や幸福の土台となるのです。

そして、この一生モノの力の大部分は、脳が爆発的に成長する幼児期に作られます。私たち朝日塾こども園が長年大切にしてきた教育の「なぜ?」を、科学的な視点から解き明かしていきます。

目次

  1. 1
    【新常識】子育ての“ものさし”が
    変わる時代
    • 科学的根拠(エビデンス) が示す
      子育ての新常識
  2. 2
    【非認知能力】生涯年収にも
    影響する「生きる力」
    • テストでは測れない
      「生きる力」の正体
    • 【衝撃の研究結果】幼児教育が、
      40歳時点の人生を変えた
  3. 3
    【臨界期】脳が育つゴールデン
    タイムは、8歳まで!
    • 人生で一度きりの「臨界期」
    • 「小さい今だからこそ」
      できることがある
TREND 01

子育ての“ものさし”が
変わる時代へ

AIの進化やグローバル化など、
予測が難しい未来を前に
これまでの「正解」が通用しない時代だからこそ
子育ての“ものさし”そのものを
アップデートする必要
があります。

科学的根拠(エビデンス) が示す
子育ての新常識

ちまたに溢れる子育ての成功体験談ですが、教育経済学の研究によると、実は科学的根拠に乏しいものが少なくありません。
例えば「褒めて育てる」という定説も、データ検証では「褒め方」が重要だと判明しています。

才能を褒められ、失敗を恐れる子どものイラスト
「才能」を褒める
頭がいいね! 天才だね!

「良い結果=自分の価値」と思い込み、失敗して評価が下がることを恐れて、新しい挑戦を避けるようになります。

推奨
努力を褒められ、挑戦を楽しむ子どものイラスト
「努力の過程」を褒める
よく考えたね! 最後まで頑張ったね!

「努力すれば成長できる」と信じて難問にも挑むようになり、結果的に学力を大きく伸ばします。

このように、良かれと思ってかけた言葉が、意図せず子どもの可能性を狭めてしまうことすらあるのです。
大切なのは、個人の経験談ではなく、多くのデータによって裏付けられた「再現性の高い方法」を知ることなのです。

出典:中室牧子著
「科学的根拠で子育て教育系座学の最前線」より

TREND 02

生涯年収にも影響する
「生きる力(非認知能力)」

近年、教育の世界で最も注目されている言葉、
それが「非認知能力」です。
これは、テストの点数では測れない、
いわば「生きる力」のこと
です。

テストでは測れない
「生きる力」の正体

非認知能力とは、IQや学力テストなどでは測れない、意欲、協調性、やり抜く力、忍耐力、自制心、共感性など、数値化しにくい心の働きや社会的な能力のこと。いずれも、人生を豊かにするために欠かせない、とても大切な力です。

これらは「認知能力(学力)」を支える土台となります。意欲があるから勉強する、自制心があるから遊ぶのを我慢して机に向かう。「非認知能力」が高い子ほど、結果的に学力も高くなる傾向があるのです。

認知能力 (IQ・テストの点数)
  • 学力・偏差値
  • 語彙力・計算力
  • 思考力・記憶力
数値化できる
非認知能力 (生きる力・心の力)
  • 意欲・やる気自ら学ぶモチベーション
  • やり抜く力失敗しても諦めない
  • 協調性・社会性人と関わり協力する力
  • 自制心・忍耐力感情をコントロールする
  • 自己肯定感自分を大切に思う心
数値化しにくい

※従来の「頭の良さ」だけでなく、
「心の強さ」が重要視されています。

【衝撃の研究結果】幼児教育が、
40歳時点の人生を変えた

非認知能力の重要性を証明したのが、この「ペリー就学前プロジェクト」です。
質の高い幼児教育を受けた子どもたちと、そうでない子どもたちのその後の人生を40歳まで追跡調査したところ、驚くべき結果が出ました。

※ペリー就学前プロジェクトとは

ノーベル経済学賞受賞者のジェームス・J・ヘックマン教授らが分析した研究。1962年から、米ミシガン州の貧困層の3〜4歳児123人を対象に「質の高い幼児教育」を提供し、その後の人生への影響を半世紀以上にわたって追跡調査している。

結果

質の高い幼児教育を受けたグループは、学歴・収入・持ち家率が高く、逮捕率は低かったことが証明されました。

ペリー就学前プロジェクトの効果
(40歳時点での比較)

高い方が良い結果
高校卒業以上の学歴
教育無し54%
教育有り71%
月2000ドル以上の収入
教育無し7%
教育有り29%
持ち家率
教育無し13%
教育有り36%
低い方が良い結果
5回以上の逮捕
教育無し35%
教育有り7%
麻薬で逮捕
教育無し25%
教育有り7%
成人後の公的支援
教育無し32%
教育有り15%

出典:ジェームズ・J・ヘックマン
「ペリー就学前プロジェクト」

ノーベル賞学者の結論

驚くべきことに、この差を生んだのは
IQ(学力)ではありませんでした。

幼児期に育まれた「非認知能力」こそが、
彼らの人生を成功へと導いたのです。

「幼児期の教育は、人生で最も
費用対効果の高い投資である」

ジェームス・ヘックマン教授
(ノーベル経済学賞受賞)

TREND 03

脳が育つ
ゴールデンタイムは、
8歳まで!

では、なぜ「幼児期」の教育が
それほど重要なのでしょうか?
その答えは、脳の発達にあります。

脳の成長パターン
(引用:澤口俊之著
「学力」と「社会力」を伸ばす脳教育)

神経系(脳)の成長曲線。8歳で90%以上完成

子どもの脳の神経回路は、8歳頃までに大人の90%以上が形成されると言われています。幼児期は、脳があらゆる刺激をスポンジのようにぐんぐん吸収する、人生でたった一度の「ゴールデンタイム」なのです。

ユニセフの公式見解でも、人間としての土台となる能力の習得に最も適した時期(臨界期)は7歳頃までに集中していると示されています。この時期を逃すと、後から取り戻すのは極めて難しいということです。

「小さい今だからこそ」
できることがある

この取り戻すことのできない、
かけがえのない幼児期に
子どもがどんな環境で、
どんな経験をするか。
それが、
その子の「生きる力(非認知能力)」
の土台を形作ります。

だからこそ私たちは、
この大切な幼児期の教育に
40年以上も前から
こだわり続けているのです。

「まだ小さいから」ではありません。
「小さい今だからこそ」
子どもの脳と心にとって
本当に良い環境を選んであげることが
親にできる最高のプレゼントなのです。

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「生きる力」が大切。
それはわかったけれど、
家庭だけで育むのは難しい...
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