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アメリカ郷土料理

2023.01.19 PTA
アメリカ郷土料理
本日の献立
・バターパン   ・ミックスチャウダー  ・スラッピージョー
・ポパイサラダ  ・チーズマカロニ    ・牛乳
 
今日の給食は、アメリカの郷土料理でした。
メインの『チャウダー』の語源はフランス語ですが、あさりやはまぐりなどの2枚貝(クラム)を使用したクラムチャウダーは、アメリカで代表的なスープです。チャウダーとは小さ目の具材がたっぷり入った“具だくさんスープ”を意味しており、クラムチャウダー以外にコーンチャウダー等も存在します。今では魚介類や乳製品を使う事が多く、少しとろみのあるクリームベースやトマトベースのものが多く見られるようになりました。今日の給食は、鶏肉やベーコンが入った「ミックスチャウダー」でした。
 
副菜の『スラッピージョー』は、アメリカ中西部のアイオワ州で生まれた料理の一つで、パンにミートソースのような具材を挟んだバーガー(サンドウィッチ)料理です。「スラッピー(sloppy)」とは、英語で「だらしない」「汚れた」という意味を持つ言葉です。パンにミートソースがたっぷりと詰まったこの料理は、食べた時に具材がポロポロとこぼれ、口元がべったりと汚れることから、この名前がつけられたのではないかと言われています。今日は丸いバターパンにはさんでいただきましたが、みなさんうまく食べられましたか。
 
ほかにも、ほうれん草やコーン、キャベツの入った『ポパイサラダ』がありましたね。なぜほうれん草をポパイというか知っていますか? 昔のアメリカのアニメ「ポパイ」が由来です。 主人公のポパイがほうれん草の缶詰を食べると強くなることから、ほうれん草のことをポパイとし、ほうれん草を使ったサラダをポパイサラダとも呼ぶようになったそうです。
 
また、ゆでたマカロニをミックスチーズ、コンソメ、シチューの素、牛乳をまぜ合わせたソースでからめた『チーズマカロニ』がありました。手軽に作れるアメリカの家庭料理として、多くの人に親しまれている定番料理のひとつです。
 
たくさんの食材をバランスよく摂れるように、栄養士さんが一生懸命考えてくれた献立です。どのメニューもしっかり食べて元気な体を作りましょう。
 
(詳しくは、学校のホームページ『 学校生活 ~給食について~ 給食一口メモ 』をご覧ください。)
 
アメリカ合衆国は北アメリカ大陸48の州とアラスカ州、ハワイ州をくわえた50の州からなり、国土は日本の26倍もの広さがあります。広大なアメリカの食文化は、アメリカ先住民の食文化とイギリス等のさまざまな国の移民たちの食文化とが混ざり合いながら発達してきたため多様性があり、その為、多くの料理が存在しています。アメリカでたくさんのグルメを楽しんでみたいですね。