本日の献立
・よこすか海軍カレー　　・大根サラダ
・オレンジ　　　　　　　・牛乳
 
今日の給食は、神奈川県の郷土料理でした。
神奈川県は、関東地方の南西部にあり、東は東京湾、南は相模湾に面しています。岸から遠く離れた沖のほうを暖流の日本海流(黒潮)が流れているので、とてもおだやかな気候です。また、神奈川県には日本の三大工業地帯のひとつである ” 京浜工業地帯 ” があり、鉄鋼・機械・化学などの重化学工業、食品・繊維などの軽工業ともに発達しています。東京湾にある横浜港は、外国文化をいち早く受け入れてきました。
今日のメインの「よこすか海軍カレー」は、栄養不足が問題となっていた日本海軍が、栄養改善のために “イギリス海軍のカレー風味のシチュー”に小麦粉を入れ、とろみをつけたのがはじまりとされています。 調理が簡単で栄養バランスの良いカレーは、故郷に帰った兵士たちによって全国に広まり、季節を問わず、一年を通して老若男女に人気のメニューとなりました。
また、三浦半島を代表する野菜に白首大根の “三浦だいこん” があります。給食の「大根サラダ」は、大根の白色に加え、赤や緑色の野菜をごまドレッシングで和えてありましたね。
また、神奈川県では「湘南ゴールド」という柑橘が有名です。本日のデザートは同じ柑橘類の「オレンジ」でした。
「カレーの街よこすか」では、栄養バランスを考えて、サラダと牛乳を必ず添えることが提供のルールとなっているそうです。 栄養満点なカレーのお味はいかがでしたか。
（詳しくは、学校のホームページ、学校生活～給食について～給食一口メモをご覧ください） 
日本で食されるカレーのルーツである“海軍カレー”発祥の地、横須賀では、毎年５月頃に「よこすかカレーフェスティバル」（今年は3年ぶりに開催）という日本最大級のカレーイベントが行われています。全国各地の自慢のカレーが集うので、食べくらべることができるそうですよ。