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沖縄県郷土料理

2022.09.26 PTA
沖縄県郷土料理
本日の献立
・もずく丼    ・人参しりしり
・ウカライリチー ・サーターアンダギー  ・牛乳
 
今日の給食は、沖縄県の郷土料理でした。
沖縄県は日本のもっとも西にあり、沖縄本島、宮古島、石垣島など、160の島々から構成され、そのうちの47の島々に人々が住んでいます。真冬でも10度以下になることが少なく、暖かく穏やかな気候ですが、台風の影響を受けやすい地域です。
かつて、沖縄は琉球王国という独立国家として栄え、終戦後はアメリカの統治下にありました。その影響により、沖縄独自の食材や調理法を使い歴史的に受け継がれてきた『琉球料理』と、アメリカの影響を受けている『沖縄料理』があります。

今日のメニューは、どれも『琉球料理』でした。           
メインの「もずく丼」は、沖縄の学校給食で大人気のメニューだそうです。甘辛風味の味付けで、もずくのシャキシャキとした歯ごたえが楽しい丼でしたね。
「人参しりしり」は、 “シリシリ器”という大きなおろし金のような道具を使っておろした人参を炒めて、卵でとじた料理です。今日の給食では、おだしをきかせて柔らかくした人参を卵でとじるのではなく、白ごまで和えてありました。
「ウカライリチー」はおから炒めのことです。この料理は食物繊維が多いので、脂っこい食事と組み合わせると良いそうですよ。
デザートは、沖縄のドーナツ「サーターアンダギー」でした。縁起の良い菓子とされ、お祝い事や特別な日に振る舞われます。また、家庭で作られるおやつとしても食べらる沖縄県内で最もポピュラーなお菓子です。甘くて“ 外はカリッ、中はフワッ ” な食感のミニドーナツのお味はいかがでしたか。

(詳しくは、学校のホームページ、学校生活~給食について~給食一口メモをご覧ください)

沖縄県の食文化は、長い歴史や諸外国との交流の中で、人々の生活に根付いて育まれた独特なものです。長寿県・沖縄の秘密はまさにこの伝統料理である『琉球料理』に隠されているようです。
美しい海に囲まれてのんびりとした島時間を過ごしながら、美味しい沖縄グルメを食べてみたいですね。