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宇宙カレンダー(コスミックカレンダー)

 みなさんは「宇宙カレンダー(コスミックカレンダー)」という言葉を聞いたことがありますか?その名の通り宇宙のカレンダーなのですが、これは今は亡きカール=セーガン博士が著書の中で紹介した考え方です。

 宇宙は約150億年前にビックバンという大爆発を起こしてできたと考えられています。その宇宙の誕生を1月1日、現在を12月31日の大晦日として150億年を1年に縮めたものです。この時間単位ですとそれぞれの関係は次のようになります。

   1ヶ月=1250000000年
   1日=41100000年
   1時間=1710000年
   1分=28900年
   1秒=482年

 この考え方ですと、1月1日に宇宙が誕生した後、太陽系が誕生したのが9月1日、そして、9月10日に地球が誕生したことになります。地球上での初めての生命体が誕生したのが9月24日で、それから随分長い間「先カンブリア代」という時代が続きました。  11月2日 光合成植物が誕生しました。これにより、酸素が多くなるのが12月1日ごろです。これでやっと今見られる生き物の祖先たちが生まれ始めます。  皆さんがよく知っている恐竜が繁栄したのが12月26日あたりです。では、我々人類はいったいいつ頃誕生したのでしょうか?その祖先らしきものが誕生したのは12月31日21時14分頃と言うことになるようです。祖先ではなく、人類となると22時30分頃、道具を使うようになったのが、23時30分頃です。  こうしてみると、人類の歴史などあっという間であることがわかりますね。
 ところで、このように文明が栄えている星は地球以外にあるのでしょうか?つまり「宇宙人はいるのか。」ということですね。  実はこれを「ドレークの方程式」というもので計算することができます。

   N=R×fp×ne×fl×fi×fc×L

   R :銀河系内で1年間に誕生する星の数
   fp:その星が惑星を持つ確率
   ne:その中で生命が生存可能な惑星の数
   fl:そこにA生命が誕生する確率
   fi:その生命が知的生命体となる確率
   fc:その知的生命体が交信できる確率
   L  :その技術文明の寿命

 しかし、計算する学者によっては1〜10000個ととても幅がある結果が出るようです。皆さんはどう思いますか?
 この夏休みには、星の観察をする機会もあるでしょう。このようなことに思いをはせながら夜空を見てはどうでしょうか?    

※カール・セーガン:Carl Edward Sagan, 1934年11月9日 - 1996年12月20日  アメリカの天文学者、作家、SF作家。元コーネル大学教授、同大学惑星研究所所長。NASAにおける惑星探査の指導者。圏外生物学(宇宙生物学、天体生物学)のパイオニア。木星探査機パイオニア10号と木星と土星探査機パイオニア11号が運んだ銘板をデザインしたことでも有名です。  火星探査機マーズ・パスファインダーの着陸地点は彼にちなんで「カール・セーガン基地」と名付けられました。
文責:朝日塾小学校 教諭 吉井毅 
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